概要 #
Google Tag Manager(GTM)などのタグ管理ツールでPtengineのタグが配信される範囲を制限されている場合、Ptengine独自のパラメータを含むURLにタグが配信されないような設定をしていると、Ptengineの一部の機能をご利用いただけない場合があります。
例えば、GTMのトリガー設定で「一部のページビュー」かつ「Page URL = 等しい」にてURLを指定すると、パラメータを含むURLが対象外になります。
このため、「一部のページビュー」を利用する際は、マッチングルールは「等しい」ではなく、「含む」または「先頭一致」を利用されることをお勧めしております。
下記には、Ptengineを利用する際に発行されるパラメータの一覧を記載しますので、ご参考にしてください。
パラメータ一覧 #
GTMを利用して、タグの配信範囲を制限する(=一部のページにのみタグを設置する)場合は、下記のパラメータURLが配信条件に含まれているかご確認ください。
-
ウェブビューヒートマップを見る際に必要
ptengine_heatmap_token
pt_lang -
ビジュアルイベントを設定する際に必要
ptengine-event-explore
target-url
ptengine-url-type -
Experienceの体験エディターでサイトを編集する際に必要
ptengine_engage_editor_token
poster_uid -
Experienceの体験をプレビューする際に必要
hasAntiFlicker
preview_ptx_token
hasInline
hasRedirect
事例 #
Ptengineはプランごとに月間の計測可能PV数に上限があります。
そのため、サイト全体を計測するのではなく一部のページにのみ計測したい場合、GTMでタグの配信範囲を制限するケースがございます。
この時、上記のパラメータURLが含まれない条件で範囲を設定してしまうと、上記のパラメータが付与される画面などが開けなくなります。
例:
トリガー条件:下記のURLでPage URL = 等しいで設定した場合:
https://www.example.com/
- トリガーしないURL:https://www.example.com/?utm_source=abc
https://www.example.com/?utm_source=abcptengine_heatmap_token_xxxxx
その他、GTMでタグを設置したのに正しく計測されない場合はこちらの記事をご確認ください。