イベントとヒートマップでのクリック数が一致しない場合

ページ分析でもクリック数を確認することができますが、ビジュアルイベントで設定したクリック数とページ分析のクリック数が一致しない場合に考えられる原因ついてご説明します。

  • 1 同じ計測タグが重複に設置された場合、対象イベントボタンをクリックすると、2回のクリック数が計測されます。そこで、イベント数とクリック数の乖離が発生する可能性がございます。
  • 2 コーディングイベント設定でイベントを設定している場合、イベント計測を行うAPIのコードロジックを確認して頂く必要があります。例えば、スマホでのスライド画像を、touchEndイベントの中に埋め込み、スライド完了をイベントとして発火する設定をした場合、スライドはクリックではない為、イベント計測後クリック数は発生せず、数値の乖離が発生します。
  • 3 ページリニューアルにより、ページ構成が変化したため、クリックが正しく表示されない場合があります。ページをリニューアルする際は、イベントも改めて設定(または元のイベントは削除)する必要があります。
  • 4 比較範囲が一致しない。例えば、イベント計測範囲が「全ドメイン」となっていて、複数のページにこのイベントに該当する要素が含まれている場合です。 ページ分析の計測範囲はバラメータ除去後の特定のURLなどで限られているため、上記のように「全ドメイン」で設定されている場合、数値の乖離が発生する可能性があります。
  • 5「要素範囲」は「カスタム」と設定した場合、イベントは「要素」の中に選択されたアイテムにマッチします。そのアイテムが変更がありましたら、イベントのトリガー条件と変更後の要素にマッチングできず、うまく計測されません。例えば下記のように設定されていた場合、訪問者は「back to 2jp」をクリックした時にイベントがトリガーされます。もしそのテキストが変更されたら(たとえ文字「2」を「1」に変わったような小さな変更だとしても)イベントがトリガーできません。

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