ユーザーグループのフィルター条件について

·ユーザーグループの設定では、あなたのビジネスに合った特徴や傾向のあるユーザー群をグルーピングすることができます。本記事では、フィルターにあるそれぞれの条件がどのようなユーザー行動、訪問属性データ、ユーザー属性を表しているのかを説明します。

セグメント条件は以下3種類に分けられます。

その一:ユーザー行動

  • 1ウェブページ:指定のページにアクセスしたユーザーが、該当グループの対象となります。
  • 2イベント:指定のイベントを発火させたユーザーが、該当グループの対象となります。
  • 3訪問:該当プロジェクトのタグが設置されているいずれかのページにアクセスしたユーザーが、該当グループの対象となります。

その二:訪問の属性

  • 1訪問の種類:新規訪問ユーザーか再訪問ユーザーかによってグルーピングします。(本条件はその一:ユーザー行動での「訪問」とは異なりますのでご注意ください)
  • 2入口ページ:指定したページを入口ページとして訪問を開始したユーザーが該当グループの対象となります
  • 3参照元URL:指定の参照ページから流入したユーザーが該当グループの対象となります。
  • 4参照元Host:「参照元URL」とほぼ同じと考えて問題ありません。Hostとは簡単に言うとドメイン部分です。
    例えばx.ptengine.jp/a というURLの中に、x.ptengine.jpはホストです。
  • 5キャンペーン名:URLに付与されたutm_campaignの情報を指定します。
    指定のキャンペーンからのユーザーが該当グループの対象となります。
  • 6流入元:URLに付与されたutm_ sourceの情報を指定します。指定の流入元からのユーザーが該当グループの対象となります。
  • 7メディア:URLに付与されたutm_ mediumの情報を指定します。指定のメディアからのユーザーが該当グループの対象となります。
  • 8キーワード:URLに付与されたutm_ termの情報を指定します。指定のキーワードからのユーザーが該当グループの対象となります。
  • 9コンテンツ:URLに付与されたutm_ contentの情報を指定します。指定のコンテンツからのユーザーが該当グループの対象となります。
  • 10端末の種類:指定のデバイスでアクセスしたユーザーが、該当グループの対象となります。
    PC、モバイル、タブレットの三種類のデバイスが設定可能です。
  • 11OS:指定のOSを利用しているユーザーが該当グループの対象となります。
  • 12OSのバージョン:指定のOSバージョンを利用したユーザーが該当グループの対象となります。
  • 13ブラウザ:指定のブラウザを利用してアクセスしてきたユーザーが該当グループの対象となります。
  • 14ブラウザのバージョン:指定のブラウザを利用したユーザーが該当グループの対象となります。
  • 15解像度:指定のブラウザ解像度を利用したユーザーが該当グループの対象となります。
  • 16メーカー:指定のメーカーのデバイスを利用したユーザーが該当グループの対象となります。
  • 17国/地域:指定の国/地域からアクセスしているユーザーが該当グループの対象となります。(エリア情報はIPアドレスから取得しています)
  • 18都道府県:指定の都道府県からアクセスしているユーザーが該当グループの対象となります。(エリア情報はIPアドレスから取得しています)

その三:ユーザー属性
ユーザー識別タグを設定することで独自のユーザー属性データを取得できます。ユーザー属性に応じたてユーザーのニーズや好み、習慣などを推測でき、更にそのデータを用いてユーザーに対し適切なパーソナライゼーションを実施することで、ユーザー体験向上と効果の最大化を実現することができます。

ユーザー識別タグで独自のユーザー属性データを取得している場合は、下記の属性はデフォルトで含まれます。指定のユーザーラベルを持つユーザーが該当グループの対象となります。

他の属性を追加したい場合は、こちらの記事をご参考ください。

total session initial referring domain
distinct user ID initial referrer
first seen last active
country(last country) os(last os)
city(last city) region(last region)
browser(last browser) ...

total session:セッション数を指定することができます。設定されたセッション数に合わせたユーザーはグループの対象となります。

initial referring domain:初めてアクセスしてきたユーザーの参照元は設定に合わせた場合、ユーザーは該当グループの対象となります。

initial referrer:上記の「initial referring domain」とほぼ同じいです。「initial referring domain」の場合では指定されたのはドメインです。本件ではURLも設定できます。

distinct user ID:設定されたIDに合わせたユーザーはは該当グループの対象となります。(ユーザーIDはユーザー識別タグで付与できます。)

first seen:初めてあなたのサイトにアクセスした日付が指定可能です。設定された期間に合わせたユーザーは該当グループの対象となります。

last active:ユーザーが最後にログインした日付を指定できます。設定された期間に合わせたユーザーは該当グループの対象となります。

country(last country):ユーザーが最後にログインした時の所在国を指定できます。設定された国家に合わせたユーザーは該当グループの対象となります。

city(last city):ユーザーが最後にログインした時の所在町を指定できます。設定された町に合わせたユーザーは該当グループの対象となります。

region(last region):ユーザーが最後にログインした時の所在地域を指定できます。設定された地域に合わせたユーザーは該当グループの対象となります。

os(last os):ユーザーは最後にログインした時に利用したOSを指定できます。設定されたOSに合わせたユーザーは該当グループの対象となります。

browser(last browser):ユーザーは最後にログインした時に利用したブラウザを指定できます。設定されたブラウザに合わせたユーザーは該当グループの対象となります。

この記事についてどう思いますか?

  • いいですね!
  • よくないです

評価いただきありがとうございました

  申しわけありません!理由を教えてください。

    サポートチームに直接問合せたい場合、こちらをクリックしてチャットしましょう