要素分析

この記事では、ヒートマップの要素分析についてご紹介します。

要素分析とは #

要素分析とは、ページ内でクリックされた要素のパーフォマンスの詳細データを確認できる機能です。

確認方法 #

  • 1要素をマウスオーバーすると、対象要素が緑色の枠で表示されます。
  • 2「要素分析へ→」をクリックすると、下記のポップアップが開きます。

ここに表示されるデータは、クリック数、クリック割合、訪問数などの主要数値の他、流入元などの内訳データといった数値になります。また、今後さらなる開発も予定しております。

クリック数

対象の要素に対するクリック数です。
この要素にイベントが設定されていない場合、クリック数のみが表示されます。

クリック割合

ページ内で発生したクリック全体数のうち、対象要素がクリックされた割合です。

訪問数

この要素をクリックした訪問の数です。セッション数とも言います。詳細はこちらをご覧ください。

流入元

この要素をクリックした訪問の流入元を表示します。流入元分析の詳細はこちらをご覧ください。

端末情報

この要素をクリックした訪問の端末情報を表示します。端末情報分析の詳細はこちらをご覧ください。

入口ページ

この要素をクリックした訪問の入口ページを表示します。入口ページ分析の詳細はこちらをご覧ください。

地域

この要素をクリックした訪問の地域を表示します。地域分析の詳細はこちらをご覧ください。

キャンペーン

この要素をクリックした訪問が、「キャンペーン」からの流入だった場合、キャンペーンの情報を表示します。キャンペーン分析の詳細はこちらをご覧ください。

CV貢献数

※CV貢献数はβ版での提供となっております。利用したい場合はお問い合わせください。

対象要素をクリックした後にコンバージョンに至った数を表します。
これにより、Webサイトの最終ゴールである購買やフォーム送信に当該要素がどれくらい貢献しているかが確認できます。
この値を確認するには、対象の要素にイベントが設定されており、プロジェクト内にコンバージョンが登録されている必要があります。

計算式:
CV貢献数 = この要素をクリックした後にコンバージョンに至ったセッション数
CV貢献率 = CV貢献数 / この要素をクリックしたセッション数

下の例のように、 1 ページの中に複数のCTAがある場合を見てみましょう。

例:
各要素のCV貢献率
・ CTA 1 :20 %(CV貢献数 10 / クリックされたセッション数 50)
・ CTA 2 :25 %(CV貢献数 5 / クリックされたセッション数 20)

→ CTA 2 は CTA 1 よりもクリック数は少ないが、CV貢献率が高いという結果が出ました。

この場合、CTA 2 にまつわるコンテンツの露出を増やすような施策を行い、CV貢献数の向上を目指すことができます。

また、CV貢献率が低い CTA 1 はページの下に移動するなど、CV貢献率が高い要素を優先しましょう。
A/BテストでCV貢献率を比較検証することも有効です。

Note:
※各要素のクリック率とCV貢献率の計測はイベントを設定した時点から開始します。イベントを設定する前のデータは遡って計算することはできませんので、データ期間を選択する際は気を付けてください。
※クリック率とCV貢献率の機能は2022/11/17 から提供したため、この日付以前のデータ取得・計算はできません。Ptengine Insightイベント設定から設定したイベントも要素のクリック率とCV貢献率の算出に有効です。

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