ゴールとは

こちらの記事では、Ptengine Experienceの「ゴール」機能についてご紹介します。

ゴールとは #

ゴールとは、サイト運営の目標となるサイト上のユーザー行動を、ユニークユーザー単位で計測する機能です。会員登録、問い合わせ、購入などのトリガー条件をゴールとして登録することで、迅速なサイト改善や、Web接客などの効果を測る評価指標として利用することができます。

コンバージョンとゴールが一致しないのはなぜ? #

Ptengine Experienceには「ゴール」という形で、また、Ptengine Insightには「コンバージョン」という形で、サイト上のユーザー行動を計測する機能があります。両者は、分析上の目的の違いから異なる計測ロジックを採用しています。そのため、設定内容が同じでも計測結果が異なります。

詳しくはこちらの記事でご紹介しておりますので、ご参照ください。

ゴールの全体レポート #

Experience 管理画面の「ゴール」では、ゴールの全体レポートを見ることができます。

ユーザー行動を統計的に確認したい場合にご活用ください。

体験レポートのゴール #

体験にゴールを設定して公開した場合、体験レポートのゴールには、その体験を表示したユーザーのゴール到達数が表示されます。

体験配信の効果を評価する際にご活用ください。

Note:体験にゴールを設定する方法は、こちらの記事をご確認ください。

全体レポートと体験レポートの数値が一致しないのはなぜ? #

全体レポートのゴールは、ユーザー行動を統計的に確認すること、体験レポートのゴールは、その体験の配信効果を確認することが目的であるため、両者の計測定義には下記の違いがあります。

  • 1全体レポート:ゴールを達成したユニークユーザーの数
  • 2体験レポート:その体験を表示またはクリックした訪問(セッション)のうち、ゴールを達成したユニークユーザーの数

事例

設定内容
・ゴール:チェックアウトページへの到達
・体験Aのゴール: 上記のゴール

上記の設定のもと下記の訪問があった場合、全体レポートのゴールは、ユーザーがチェックアウトページに到達した数なので+2が計測され、体験レポートのゴールは、体験を表示した後にゴールに到達した数なので+ 1のみ計測されます。

実際にページを訪れたユーザーの行動の詳細
<ユーザーA>
・訪問1で体験A表示した後に、チェックアウトページに到達した
・訪問2でも、再び体験Aを表示し、その後チェックアウトページに到達した

<ユーザーB>
・訪問3でまずチェックアウトページに到達した後に体験Aを表示した
・訪問4では体験Aを表示することなく、チェックアウトページのみに到達した

<ユーザーC>
・訪問5では体験Aが表示されることはなく、かつチェックアウトページにも到達しなかった

計測結果
・全体レポートのゴールデータ:2(ユーザーA、ユーザーB)
・体験Aのレポートにおけるゴールデータ:1(ユーザーA)

次に、ゴールの使い方とその詳細について確認しましょう!

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