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この記事では Ptengine でクロスドメインを計測するための 3 つの方法をご案内いたします。
英語で表現する場合はCross domainと書きます。文字通りドメインを跨ぐという意味になります。 例えば、記事 LP から本 LP へ遷移する場合、ドメインがkijiLP.comからhonLP.comへと変わり、また、お支払いのページではさらにpay.comへと変わります。このようにドメインが 2 つ以上跨っている状態をクロスドメインと言います。
2つ以上のドメインを1つのセッションとして繋げて計測したい場合、クロスドメインの設定が必須です。
上記のように、異なるドメイン間でセッションが切れないように計測するにはクロスドメインを設定する必要があります。
Ptengineでクロスドメインを計測する際の大前提として下記をご確認ください。
・計測したい全てのページに同じ Ptengine の基本タグを設置している
・計測したいページのドメイン登録がされている
さて、具体的なクロスドメインの設定方法をご紹介します。
自動設定(最もおすすめ)、全手動設定と半手動設定の 3 つの設定方法と、それらで対応できない場合のAPI連携がございます。お客様のニーズに合わせて設定してください。
ここでは自動設定の手順を記載します。自動設定が最もおすすめの設定方法となります。
Tip:パラメータ識別子とは クロスドメイン設定を有効化すると、遷移後URLの末尾に Ptengine クロスドメインのパラメーター「#_pt_link=****」が必ず付与されます。このパラメータを識別する記号をパラメータ識別子と言い、デフォルトで「#」として設定されています。計測サイト側で識別子を制限している場合に「 ? または & 」に変更ください。 「#」を選択した場合: www.domain.com/path/#_pt_link=**** 「 ? または & 」を選択した場合: (1) www.domain.com/path/?_pt_link=**** (2) www.domain.com/path/?campiagn=test&_pt_link=**** 既に ? が使用されているURLの場合に、上記 (2) のように & で繋がれます。
Note: ・ Experience をご利用いただいていなくても、自動クロスドメイン設定は有効です。 ・スイッチをONにすると、InsightとExperience両方でクロスドメインが適用されます(Insightで設定されていた元クロスドメインのタグは無効になります)。 ・スイッチをONにしない場合、Experienceではクロスドメインが適用されないためご注意ください。
上記の自動設定でうまく計測されない場合、この方法をご検討ください。 クロスドメイン計測用の特殊タグをサイトのソースコードに埋めていただく手順となります。
▼タグコピペ用 <!-- Ptengine Tag --> <script> window._pt_sp_2 = []; _pt_sp_2.push('setCrossDomainLink,allManual'); _pt_sp_2.push('setAccount,xxxxxxxx'); </script> <script src="https://js.ptengine.jp/xxxxxxxx.js"></script> <!-- End Ptengine Tag -->
<!-- Ptengine Tag -->
<script>
window._pt_sp_2 = [];
_pt_sp_2.push('setCrossDomainLink,allManual');
_pt_sp_2.push('setAccount,xxxxxxxx');
</script>
<script src="https://js.ptengine.jp/xxxxxxxx.js"></script>
<!-- End Ptengine Tag -->
※ xxxxxxxx にはお客様のタグ(sid)が入ります。
ページにクロスドメインが発生するaタグがたくさんあり、全てではなく特定のaタグからの遷移だけ計測したい場合、この方法をご利用ください。
▼タグコピペ用 <!-- Ptengine Tag --> <script> window._pt_sp_2 = []; _pt_sp_2.push('setCrossDomainLink,halfManual'); _pt_sp_2.push('setAccount,xxxxxxxx'); </script> <script src="https://js.ptengine.jp/xxxxxxxx.js"></script> <!-- End Ptengine Tag -->
_pt_sp_2.push('setCrossDomainLink,halfManual');
※14行目の最後は必ず halfManual にしてください
halfManual
▼タグコピペ用 <a href="https://www.b.com" data-pt-crossDomain>button</a>
<a href="https://www.b.com" data-pt-crossDomain>button</a>
遷移するボタンがaタグではなく、他の例えばformタグの場合、上記方法のいずれでも適用できません。API連携が必要です。設定方法は下記をご参照ください。コーディングに詳しくない方はエンジニアにお任せすることをお勧めいたします。
以下Ptengineの外部連携APIをボタンのクリックイベントのJavaScriptで設定すれば完了です。
API:window.ptengine.createCrossDomainUrl
例えばボタンクリックで別のサイトへ移動する場合、以下のようにPtengineの外部連携APIを利用することで設定できます。
var btn = document.querySelector(".btn"); btn.addEventListener("click", function(){ var targetUrl = 'https://www.b.com'; var openUrl = window.ptengine && window.ptengine.createCrossDomainUrl && typeof window.ptengine.createCrossDomainUrl === 'function' && window.ptengine.createCrossDomainUrl(targetUrl); window.open(openUrl) },false)
クロスドメイン計測を設定した後、正しく設定し計測できるかを検証するには、以下の方法に従って確認してみましょう。
クロスドメインが正しく設定されている場合、クロスドメインが発生する箇所をクリックし次のドメインへ遷移する際には、該当URLの語尾に必ずPtengineクロスドメインのパラメーター「_pt_link=****」が付与されます。
実際に遷移を行ってみて、パラメーターが付いているか確認しましょう。上記のパラメータがついていれば、クロスドメインが正しく計測されていると判断できます。
付与される前:https://www.b.com 付与された後:https://www.b.com#_pt_link=_s_gEjf3wNa5RNxgw4lC5H8Eg...
https://www.b.com
https://www.b.com#_pt_link=_s_gEjf3wNa5RNxgw4lC5H8Eg...
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